商標「大喜利甲子園®」の登録完了のおしらせ

大喜利ドットジェーピーを運営するエヌアライアンス株式会社は、2024年4月、「大喜利甲子園」の商標を取得いたしました。高校生を対象とした2025年のプレ大会開催、2026年中の本大会開催に向け、準備室を中心とした活動を進めてまいります。

「大喜利甲子園」とは

エヌアライアンス株式会社創設前の2018年より、大喜利ファシリテーター山本ノブヒロは高校や大学の授業、キャリアセンター等の講座に「大喜利ワークショップ」を提供し、若い世代の自己肯定感向上や相互理解支援、コミュニケーションスキル向上支援などに努めてまいりました。

活動と並行して、「大喜利の教材としての有用性」についての研究開発も重ね、体験型の学習コンテンツとしての質を確固たるものにしてきました。

自己表現を伴う、個性の見えやすい活動。
正解のない問題に取り組む探究的な活動。
発信で相手を楽しませる、受信で相手から楽しさを受け取る、という社会的で人間的な活動。

お題にボケることば遊び=「大喜利」は、BUCA時代を切り開いていく「若い世代のための学び」にベストマッチしている。
そう考えたとき、山本の心に

「多様で多彩な個性・才能の若者たちが、
自分らしさを保ったまま、
平等に競い合いながら、学び合える、
そんな場を【大喜利活用】で実現する」

という志が芽生えました。

山本自身が中学生時代に不登校・ひきこもりを経験したこと、全日制高校を6日で退学し、通信制高校生としての道を歩んだこと等のキャリアも大きく影響しているのかもしれません。

◾️ 大会コンセプト

― 「大喜利スキル(探究学習力・周りと笑顔を生み出すチカラ)ナンバーワンの高校」を決める戦い

大喜利は、ただ可笑しな事をすればいい、おどけた冗談の場ではありません。そこには「お題」があり、共通のお題を共有している「場」があります。
大喜利メソッド®では、お題にボケる言葉遊び=大喜利のための思考スキルとマインド、いわば”大喜利脳”を「ボケる」「ウケる」「お題」「場づくり」の4累計で捉えています。
発想を生み出すだけでなく、それをシェアするボケの脳。
他者の発想を受け取り共に育てるウケの脳。
適切な問いでボケとウケを促進するお題の脳。
よりよいボケとウケを生み出し循環させる場作りの脳。

大喜利甲子園では、この4つの視点全てを競い合う協議を設けることで、エンターテイメント性を持ちながらも、正解のない問題に取り組み、より良いものへの歩みをあきらめない「探究学習力」を身につけ伸ばすこと、多様性の時代において喜びや楽しみを他者とシェアし共有する感性を身につけ伸ばすことをコンセプトに掲げます。

これを全国大会として開催し、各高等学校に競わせることで、いわば「日本一、創造性・課題解決力のある「探究力ナンバーワンの高校」「お互いの感性を側試合、周りを最も笑顔にする「ダイバーシティ時代のコミュニケーション能力ナンバーワンの高校」に出会うことができるのです。

― 学力レベル・部活動を越えて、同じ土俵で戦える「高校対抗の異種格闘技」の場をつくる

ただ、賢いだけ、ただ度胸があるだけ、ただお調子者なだけでは、「大喜利甲子園」は勝ち進めません。
そこに相手を楽しませるボケのスキルはもちろんのこと、より多くの人からボケを引き出すためのお題のスキル、誰にボケて欲しいかによって最適解が変わるルールや場づくりのスキル、イマココの他者の発信やリアクションを読み取るスキルなど、幾つもの能力・適性が、「優れた大喜利脳」の本質です。

大喜利甲子園は、いわば【異種格闘技戦のリングです。
多様な強みを持つ高校生が、それぞれのカラーで、同じ機能技で戦うことができます。

たとえば、
有名進学校の弁論部vs地方の演劇部
天才肌の文化部員vsお調子者の運動部員
の対決。
よりよいボケ・ウケ、よりよりお題、よりよい大喜利の場作りができるのは、どちらなのか。
戦ってみないと、わかりません。

「お題にボケる」という平等な共通のフィールドで、それぞれの強み、個性のままで「イマココで自分らしく輝ける戦い」は、若者の多様性の具現化と、自己肯定感の向上を同時に叶えるものです。

時にはチームで助け合い補完し合いながら「強み」を発揮することもあるかもしれませんので、「3人1組」での大喜利競技での実施予定です。

未来を支える人材づくりのために、高校生が輝きながら伸びる場を。
それが「大喜利甲子園」です。

エヌアライアンス株式会社の大喜利活用事業と「商標」

大喜利ファシリテーター山本ノブヒロによる大喜利活用サービス「大喜利ドットジェーピー」は、2018年の創設以来、延べ人数5000人以上(※1)に「お題にボケることば遊び」を通した学び、コミュニケーション、課題解決を提供しています。
企業研修、学校教育(高校・大学生、キャリア教育・就職活動支援)、地域や自治体など多彩な現場にて、オモシロの科学「大喜利メソッド®️」による「楽しみながら学ぶ、気づく、つながる」大喜利ワークショップを実施しています。

この活動を社会に発信し続けるため、またお届けするコンテンツに責任を持つために、

「大喜利ファシリテーション®️」

「大喜利メソッド®️」

の二件を商標として登録。
対象や目的のために最適化した大喜利をお届けすること、科学的な方法論で応用性・再現可能性のある学びをお届けすることを社会的に宣誓しています。

このたび、三件めの商標として「大喜利甲子園®️」を登録いたしました。
若者の学びと多様な個性の尊重のため、自分らしく笑顔で競い合う教育イベントの場づくりに尽力することの宣誓として、ここに皆様へのメッセージとさせていただきます。

 

今後の取り組み

大喜利甲子園 準備室」を中心に、2025年のプレ大会の実施、2026年の本大会の実施に向けた、実行委員会の編成、スポンサーの獲得、プロモーション活動の推進に取り組んでまいります。

 

本件に関するお問い合わせ

大喜利ドットジェーピーお問合せフォームより、担当 山本 までご連絡ください。