お題に、ボケる。「大喜利」とは、なにか。

テレビやお笑いライブの中の「大喜利」。「お題」に「ボケる」という営みで「笑わせて、楽しませる」コンテンツです。

しかし、すこし角度を変えてみたら、どうでしょう。

ビジネスにおける「課題を抽出」し、「アイデアを提案する」こと、また、コミュニケーションにおける「相手の意図を受け止め」、「共感できる返事をする」ことと、テレビの中で芸人さんがエンタメとして行っている「大喜利」は、使っているアタマ・能力がまったく同じなのです。

お題に、ボケる。
このフォーマットを通して、人は、「自分のオモシロを見せつけ、叩きつけている」のではありません。
場に、「提案」し、その「反応」をもらうことで、「ヒトと一緒に、オモシロを探し、作っている」のです。

大喜利ドットジェーピーでは、観て楽しむ大喜利と同じくらい、
「実践」してみて」、「楽しむ」、「感じる」、「学ぶ」ことを大切にしたいと考えています。
・大喜利教室の運営
・大喜利ワークショップ研修、教育プログラム
・大喜利イベントの監修、編集
などのスタイルで、みなさんに「大喜利のチカラ」をお届けしています。

大喜利が磨く「世界観」が未来をつくる

未来型の組織、未来型の人材へのシフトを阻害しているのは「学校的価値観」による世界です。
日本人は、これまでの学校教育の中で「唯一の正解を選ぶのはあたりまえ」、「それ以外は許されない、不正解、間違いである」という価値観に縛られてきました。

しかし、「VUCA World」(Volatility(変動)、Uncertainty(不確実)、Complexity(複雑)、Ambiguity(曖昧) な世界)とも称される、未来予測の困難な世界において、この価値観の延長線上にあるのは疲弊とストレスです。
実社会では、「答えの無い問題」に対する「提案のスタミナ」こそが求められています。
2019~2020年の学習指導要領の改定でも、旧来の学習感から、未来型の「思考力、探求力」へのシフトが大きなテーマとなっています。

「お題にボケる」アクティビティがもつ世界観

大喜利は、まさに「答えのない問題」に対する、「終わりなき提案のマラソン」。
この「オオギリ的世界観」は、次世代を生き抜くための「新しい学力観」や、21世紀型人材のニーズと直結しているのです。

ひとつの正解を記憶しているか、という従来型のセオリーに意味はなく、誰かのために、より良いものを模索するチカラが求められ、その場で、今ここの価値を大切にする感性を磨くことができます。
これからの人間社会、あたらしい価値想像に必要な感性を磨くことができる、たいへん優れたアクティビティと言えるでしょう。

大喜利には「ファシリテーション」が必要!!

しかし、ただやみくもに「お題にボケる」を繰り返せばいい、という訳でもありません。

どのような「お題」を、誰に投げかけるのか。「答え」はどのように発信させるのか。
大喜利の効果、オオギリ的世界の展開は、その【環境デザイン】に大きく左右されます。

参考: 大喜利ファシリテーションという発想 /山本ノブヒロのnote

大喜利ドットジェーピーでは、大喜利のチカラをみなさまのシゴトに、暮らしに、学びに活かすための、最適なファシリテーションをお手伝いしています。

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