(文字起こし) 大喜利ワークショップ研修【紹介動画】参加者の感想&講師 山本ノブヒロの夢

大喜利ワークショップ研修とは

■ 大喜利ファシリテーター 山本ノブヒロ

僕は「大喜利ワークショップ研修」というものをみなさんにお届けしています。

みなさんもテレビなどで、落語家さんや芸人さんが、お題に対してうまくボケて笑いを誘う「エンターテイメントとしての【大喜利】を見たことがあると思います。

僕が提供するのは、そんな「見て楽しむ大喜利」ではなく、実際に参加し、みなさんにご参加いただく【大喜利体験】のワークショップです。自分自身でお題にボケてみて、「場」に発想をシェアして、みんなで楽しむ。それを【教材】として活用するのです。

アイデア創発であったり、アイデアソン、新規事業の開発や企画などのお手伝いをすることもあるんですけれども、企業の「ヒトの問題」のお手伝いが多いですね。

大喜利活用で「ヒトの問題の根幹」に立ち向かう

例えば、1on1の研修を実施しても、社内のコミュニケーションがうまくいかない、相互理解が進まないといった問題があります。その結果、ギャップやミスマッチが生まれ、社員が定着せず早期離職につながることもあります。

また、「社内のエンゲージメントを向上させたい」「愛社精神を育てたい」と考えても、形式的なコミュニケーションにとどまり、本音で語り合えない、本気で会社を好きになってくれない、そんな課題も蔓延しています。

このような「ヒトの問題の根幹にある【コミュニケーションの問題】」に対し、「お題にボケる言葉あそび=大喜利の活用で、改善・解決へと導くお手伝いをしています。

受講生の声 〜 実体験から、大喜利の魅力を語る

言葉遊び要素で頭が活性化/「リアクション」が嬉しい

■ 受講生(20代 男性)
最初はカードゲームからだったのですが、それも新鮮さがあり、言葉遊びの要素が頭を活性化させる感覚がありました。

全体では、ホワイトボードに書いた「ボケ」を、みんなに見せたときの「リアクション」が一番嬉しかったです。

「おー!」と言われたり、笑ってもらえたり、「自分にはなかった考え方だ」と思ってもらえたりするのが、快感だったのかな…面白かったな、と感じました。

 

異なる立場、異なる世代とも「目線を共有」する機会

■ 受講生(20代 男性)
会社では役割が決まっているため、チームや担当ごとに、立場が変わり、目線が変わります。なので考えていることも一人ひとり異なってくるな、と感じています。このワークショップを通じて、「この人はこういう考え方をするんだ」とか、「こういう目線を持っているんだ」みたいな…そういった、「目線を合わせられるような機会」であり、理解し合えそうな気持ちになれる、そんな時間でした。

いろんな世代の人とも、集まって一度に実施できるのもすごくいい。すごく勉強になる講義だと思う。

ただ笑い楽しむだけでなく、それぞれの「人となり」が伝わる時間

■ 受講生(30代 女性)
部署や立場が違ったり、普段は接点がない人とでも、同じ場で「同じお題」に取り組むことで、いろんなことを共有すると、一つ一つの質問、一つ一つのお答えで、その人の「人となり」がすごく伝わってきたのです。


これはコミュニケーションの活性化につながるな!と実感しました。
相互理解や関係性の向上など、社内コミュニケーションに、今後もぜひ積極的に取り入れていければ良いと感じました。

非日常体験を「大喜利ファシリテーター」が学びへと導く

■ 受講生(50代 女性)
大喜利ワークショップと聞くと、これから大喜利をやるのか!と思うと、ちょっと緊張したり、ウケたいなっていう下心の気持ち?なども出たりするんですけども、導入のアイスブレイクから丁寧にやっていただき、その間に座学でちょっと理論的なことも話してくださるので、どんなスキルの、どんな世代の人でも入りやすいのかな、と思います。

そう、普通の研修と違って、講師が「大喜利ファシリテーター」です、と専門家としての宣言をなさっていますよね。

大喜利ワークショップ、というタイトルもそうですが、その珍しさ、ちょっと変わった場になっているところも、参加のハードルを下げているのかもしれません。

大喜利活用の専門家による、体験と論理的な解説が講座のなかで両方あるからこそ、ロジックを聞いた時に参加者が自然と「おおっ!」と反応する場面が多くありました。ここが他のコミュニケーション研修とは違う、差別化できているところだな、と思いました。

マネジメント層に「気づき」を与える

■ 受講生(30代 男性)
僕は現在、リーダーとトップ層の間にいるような立場なのですが、リーダーとトップ層の会議と、リーダと部下がやる会議って違うんですよね。トップから投げかけられる問いは「範囲が広すぎる」ことが多いのです。

今回の大喜利ワークショップの中でも、あえて範囲を狭くすることで、より具体的な問い・答えが出てくるよ、というのがあって。
上の人ほど、自分と同じアタマで考えてない層もいるんだよ、っていうのを分かってもらう、気づいてもらう意味でも、マネジメント層 全員 に受けてもらいたいな!っていう気持ちがムクムクと湧いてきました。非常に有意義な時間となりました。

 

講師 山本ノブヒロが目指す「社会のかたち」「人のすがた」

■ 大喜利ファシリテーター 山本ノブヒロ
僕が大喜利ワークショップを広める目的は、「芸人のような面白い人を増やすこと」ではありません。

目指しているのは、「【もの言える人】を社会に増やすこと」です。


自分が感じたことや面白いと思ったことを、「これ、面白くないですか?」と伝えられる人を増やす。そして同時に、「それ、いいね!」と発信を受け入れられる人を増やし、「【もの言う人】が潰されない社会」をつくっていきたいと考えています。

これが叶えば、結果として、企業内のリスクの早期発見にも、イノベーションの促進にもなる。

大喜利活用で、組織は、チームは必ず強くなります。

大喜利を日本初の世界共通語「Ohgiri」へ。

今後の一つの目標としては、「大喜利」という言葉を外国語の辞書に載せたい、と思っています。

「共通の課題に対してコトバや感性を交わしあい、よりよいアイデアや納得解を探求・創発し合うための、日本発祥のコミュニケーション様式」として、英語をはじめ各国語の辞書に、「大喜利=Ohgiri」が載っている状態を目指しています。

そうすることで、大喜利が世界的なコミュニケーションツールとなり、多様な課題解決の手法として広がっていくことを願っています。


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