お題にボケることば遊び を通して
「提案と探求」の思考+場作りを学ぶ。
「大喜利」と聞くと、お笑い番組や、うまいことを言う競技を思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし私が現場で扱ってきた大喜利は、誰かを笑わせるためのものというよりも、
「これ、面白くないですか?」と、イマココの自分らしい視点・感性を差し出し、
それをみんなで受け取り、楽しみあう時間としての、「対話的アクティビティ」。
それこそが大喜利の価値であり魅力です。
学校の授業や、企業・組織の現場で「大喜利体験」「オモシロの活用法」を設計・実践するなかで見えてきた構造と科学、
「大喜利メソッド®」。
これを一冊の本としてまとめたのが、本書『最強のチームはお題を出し合う 大喜利メソッドが磨く笑顔の共創力』です。
本書で扱っていること
本書は、「笑わせるための冗談を言うための本」「オモシロ人間に変わるための本」ではありません。
扱っているのは、たとえば次のような問いです。
- なぜ「正解を出そう」とすると、発言しづらくなるのか
- なぜ問いの立て方ひとつで、場の空気が変わるのか
- なぜ人は、他人の発言に救われたり、勇気づけられたりするのか
大喜利を「提案と探求のことば遊び」として捉え直し、
「発信する」こと、
「受け取る」こと、
「お題(問い)をつくる」こと、
「場をととのえる」こと、
の大切さを、「大喜利を楽しむ」「大喜利の場を作る」ことを通して
心理・認知・実践の視点から整理しています。
本書をお届けしたい皆さま
「お題にボケるを、あなたのチカラに。」の言葉通り、本書は、みなさまの仕事、暮らし、日々の活動に伴走するために魂を込めて綴りました。
- 大喜利やワークショップを、「学び」として捉えてみたい方
- 会議や授業で、発言が生まれにくいことに課題を感じている方
- 「正解を出す力」より、「問いを立てる力」を育てたい方
- 大喜利やユーモアを、一度立ち止まって構造的に理解してみたい方
上のような皆様には、必ずお力になれると信じています。
一方で、即効性のある話術のマニュアルや、爆笑を必ず取るためのテクニックを求めている方には、すこし物足りないかもしれません。
もちろん「オモシロくするには何が必要か」や「自主トレ法」なども記載しておりますので、お笑い好き、大喜利愛好家のみなさまにも、ギフトをお届けできると思います。
書籍情報
『最強のチームはお題を出し合う 大喜利メソッドが磨く笑顔の共創力 』

著者:山本ノブヒロ
出版社:日本能率協会マネジメントセンター
発売日:2026年1月30日
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本書に詰まっていることは、
みなさん自身の【現場】【体験】のチカラに。
本書は、そのまま研修や授業、ワークショップの代わりになるものではありません。ぜひ、みなさまの日々の仕事や活動にあふれる「現場」とあわせて、本書を活用してください。
【実践後に】
日々の研修や学びの場で体験したことを、構造的に整理し、より深く体験を意味づけ、価値づけする
【実施前に】
問いかけや場作りの質について再考する、価値観や前提を共有する担当者自身が、設計の視点を持つ
そうした用途で、現場での実践と併用されることを想定しています。
「体験」と「言語化」を行き来するための、ひとつの補助線としてお読みいただければと思います。
